本協会は、4月3日付で文部科学省に対し、本年度の教育実習、介護等体験の実施に関する
「ガイドライン」の設定を行うよう、以下のような要請文を提出しました。新型コロナウィルス感染症の
拡大に伴い、教育実習、介護等体験の実施には様々な問題が生じるため、本協会として引き続き
対応を行うことにしています。
令和2年度における教育実習、介護等体験の実施に関する「ガイドライン」設定のお願い
冠省
日ごろより教職課程に関するご指導を賜り、厚く御礼申し上げます。
新学期を迎えた現在、例えば東京都では、学校休校のゴールデンウィーク明けまでの延期を
発表されるなど、新型コロナウィルス感染症による教育界への影響は真に甚大なものがあります。
本協会加盟424大学においても、5月より教育実習、介護等体験がスタートするという、
これからの日本の教育を担う人材の育成にとり、重要な課題を目前にしております。
この時期において、特に7月までの教育実習、介護等体験が実施されるのか否か、
また実施することが適切であるのかについて、各大学等また公私立の実習校・園、
社会福祉施設の関係者が、個別に相談し対応する範囲を超えております。さらには令和2年度通期の方針も含め、
判断の基準を貴省においてお示しいただき、この難局を関係者が一丸となって乗り越えられますよう、
令和2年度における教育実習、介護等体験の実施に関する「ガイドライン」をお示しくださいますよう
お願いを申し上げます。